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活動報告
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■小浜市の食のまちづくりについて講演 −高島賢さん(詫間町出身)−
photo  高松センチュリーホテルで開催された平成15年11月26日(水)の夜間例会で、福井県小浜市の市民まちづくり部政策審議監食のまちづくり課長の高島 賢さんが「食の博覧会を主催して」と題して講演しました。

【講演要旨】
 今秋9月14日から10月13日まで、福井県南部の8市町村が開催した「若狭路博2003」は、住民手作りの博覧会として企画・構成・運営して推進し、小規模ながら当初の観客動員目標の30万人を大幅に上回る43万人を集めて大成功を治めました。
 5年前の小浜市は何にもない国で、その上一部上場企業が地域から撤退するなどで夢のない町になっていました。
無からの発想は、かつて小浜は朝廷に食を供給していた「御食国(みけつくに)」の歴史に思い至り「食のまちづくり条例」を制定、食を中心にしたまちづくりを始めたのです。
 食の教育、スローフードの普及など、何でもかんでも食に結びつけていきました。
「水と炎の千年祭」という博覧会のサブタイトルにしても、約千年前に日本海の南海流に乗って象が南蛮船で小浜の海岸に漂着したという歴史から、象を核にした南蛮行列をやってみようと言うことから始まったことです。
歴史的な裏付けが最初からあったわけではないが、歴史・伝統をリメイクして作りあげていくうちに次々と新しいイベントが湧いてきたのです。
特に若狭路の庶民の食文化を取材して片端からレシピを作り、来場者に無料で食べて貰う振る舞いイベントを展開したのが評判となりました。「振る舞いテント」は市内の食堂やレストランから苦情が来るほどの人気で数を制限するほどでした。
 若狭路は食のまちづくりを基本に、博覧会や食文化の掘り起こしで、落ち込んでいた観光客数が戻り増加に転じてきているが、博覧会の成功を単に起爆剤で終わらせずに今、第2弾を企画中です。
 何かないかと小浜の町の中を探しまわる毎日です。その一つ、最近のレストランや宴会の料理はどこも平準化して大同小異であり、一般には飽きられてきている傾向がみられるので、次は「おばちゃんの味」を出す方向で準備を始めています。
photo

高島さんは、香川県詫間町粟島の出身で、観音寺第一高校からから大阪府立大学、大学院を経て農水省へ。
今年の春、農水省大臣官房企画評価課企画官から小浜市市民まちづくり部政策審議監として派遣されました。機会があれば、地元香川の活性化についてお手伝いが出来る分野で参画出来れば嬉しいと出身地への配慮も見せていました。

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