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ちょっといい話
高松南ロータリークラブ・ロータリー情報委員会(2001-02)より、小耳に はさんだ いい話をご紹介します。

■第42回 子犬と少年

-クラブ週報 5月8日号-
イメージ  『こころのチキンスープ』という本にいい話が載っていました。ご紹介します。
「子犬セール中」のポスターを見て男の子がペット・ショップに入ってきました。「おじさん、僕、2ドルと37セントしかないんだけど、見せてくれる?」
店のオーナーはほほ笑みながらピーツと口笛を吹くと、毛がフカフカの子犬が5匹、転がるように出てきました。ところが、1匹だけ、足を引きずりながら、一生懸命ついてくる子犬がいるではありません
か。「おじさん、あの子犬はどうしたの?」と男の子は聞きました。
 「生まれつき足が悪くて、獣医さんから、多分一生治らないって言われたんだよ」と店のオーナーは答えました。ところがそれを聞いた男の子の顔が輝き始めたのです。「僕、この子犬がいい。この子犬を頂戴!」
「坊や、よしだ方がいい。そりやあ、もしどうしてもこの犬が欲しいって言うなら、ただであげるよ。どうせ売れるわけないから」と店のオーナーが言うと、男の子は怒ったようににらみつけました。
「ただでなんかいらないよ。おじさん、この犬のどこが他の犬と違うっていうの?他の犬と同じ値段で買うよ。今2ドル37セント払って、残りは毎月50セントずつ払うから」
オーナーは「だってこの子犬は普通の犬みたいに走ったりジャンプしたりできないから、坊やと一緒に遊べないんだよ」これを聞くと、男の子は黙ってズボンの裾をまくりあげました。ねじれたように曲がった左足には、大きな金属製のギブスがはめられていました。
男の子は、オーナーを見上げて優しい声で言いました。「きっとこの子犬は、自分の気持ちがわかってくれる友達がほしいと思うんだ」

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