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ちょっといい話
高松南ロータリークラブ・ロータリー情報委員会(2001-02)より、小耳に はさんだ いい話をご紹介します。

■第36回 子供達からの卒業証書

-クラブ週報 3月27日号-
 K先生は37年間の教員生活を終えて今春、定年を迎えました。
「教師という職業は、たくさんの人と出会って別れて、また出会って別れて、その繰り返しの中で、一期一会に胸をときめかせ、充足感に魅せられて続けてこられた仕事です」という素敵なお手紙をいただきました。

 子供達から見たK先生は「厳しいけど、いいことをすると、とっても褒めてくれる」
「授業は脱線するけど、いい話を聴かせてくれる」
「自分達のことをしっかりと見ていてくれる」・・・。
子供達が中心になって『K先生を送る会』が開かれたそうです。2学期の合唱コンクールを聴けなかったK先生のために130名の生徒が素晴らしい歌声をプレゼントしました。
そして『あなたは、37年間教師として・・・』という書き出しで始まる心のこもった手作りの卒業証書まで作り、成績表には、男らしさ・・・5、忍耐力・・・5、包容力・・・5。
「子供の頃にはこんないい成績表もらったことなかったなあ」と嬉しそうでした。
4月からは、嘱託として、ある中学校の生徒相談の仕事をされています。「今を盛りに咲き競っている桜のなかで1本だけ遅れて咲けない木があります。例えてみれば、今度の仕事は拒んでいるこの1本とどんな会話が出来るか、という仕事です」とK先生。
先日、K先生は「・・・学校へ行けず担任の先生とも顔を合わせたことがなかったという生徒に会えたんですよ」と話してくれました。家に何度も通い、一方通行のメッセージを送り続けたK先生の心が通じたのでしょう。「帰り際に部屋の窓からそっと手を振ってくれたように見えました」と。

K先生の新しい仕事は教員生活37年の集大成として神が与えてくれた天職のように思えました。

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