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ちょっといい話
高松南ロータリークラブ・ロータリー情報委員会(2001-02)より、小耳に はさんだ いい話をご紹介します。

■第24回 垢こそ宝

-クラブ週報 12月26日号-
イメージ  『手振りうどん』で有名な大間々の星野物産や上電通運、前橋運輸、群麺センターなど群馬県内に10数杜の企業を擁する星野グループのトップ星野精助さん(85歳)がこのたび『起縁・随縁・結縁』という本を出版されました。
人生はまさに出会いの連続、その出会いの縁を生かし、素晴らしい人生を送っている星野さんの生き方に深い感銘を覚えました。そして、星野さんが最初に大きな影響を受けたお母さんのエピソードを読んでとても感動しました。
「・・・私が子供の頃、家には3、40人ほどの従業員がおりまし
た。普通なら風呂などは、まず家族のものが先に入り、その後で雇人が入るものでしたが、母は「働いてくれる人がいるから、生活できるんですよ」と言って、私たち母子は一番最後に風呂に入っていました。子供でしたから、汚いなあと思っていましたが、母は「この垢が、今日一日働いた宝だよ」と私に言って垢を取り除き、感謝しながら入ったのです。
また、昭和28年に当時のお金で1千2百万円(今のお金にすると10億円位)の不渡り手形をつかんでしまった時も、怒る父を制して『お父さんと私のせいで、お前を大学に行かせてやれず、常々すまないと思っていた。1千2百万円の損は一生忘れないだろうし、この体験を生かすことは、社会大学を卒業したようなものだから、お赤飯でも炊いてお祝いしましょう』と慰めてくれました。・・・」

 自らを『愚翁』と称する星野さんの座右の銘は「一日一生、日々元旦」。
一日一日を感謝しながら真剣に生きている星野さんの元には、今も多くの人達が教えを求めて集まっています。

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