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ちょっといい話
高松南ロータリークラブ・ロータリー情報委員会(2001-02)より、小耳に はさんだ いい話をご紹介します。

■第20回 生きる喜び

-クラブ週報 11月28日号-

 かねてから一度お会いしたいと思っていた深谷市の田島隆宏さんにお会いしました。

田島さんは脳性小児マヒで生まれ、40歳を過ぎた今でも寝返りさえ打てない重度の障害を持っています。しかし、とても明るい性格で、口と顎だけで操作出来る電動ベッドに乗って、いまカメラマンとして活躍しています。
「ホウジャクの一瞬」と名付けられた写真があります。コスモスの花からホウジャクが飛びながら蜜を吸っている写真です。「幸いにも体が動かない僕にとって決定的瞬間を狙って待つことは苦痛ではありません」と言って2週間待って撮れた写真だそうです。蜜を与える花も、蜜をもらうホウジャクも、分かち合い、共生を楽しんでいる瞬間を田島さんは見事にカメラに収めました。
田島さんは子供の頃、意地悪をされたり、笑われたり、石を投げつけられたことさえあったそうです。大声で泣き、「どうして僕を生んだんだよぉ」と抗議するたびに、お母さんは答えることも出来ず、目頭を押さえて台所に走り込んだそうです。そんな田島さんが、割り箸を口にくわえ、パソコンで打った詩があります。

−おかあちゃんぼくを生んでくれてありがとう ぼくはたまたま不自由だったけど幸せです うそじゃないよおかあちやん ほんとうにぼくをうんでくれてありがとう−

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